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特に注意していただきたい病気について


心房細動

心臓は四つの部屋(右心房・右心室・左心房・左心室)に分かれています。右心房にある洞結節という場所から出された電気信号が心臓全体の筋肉に伝わり、それに従って心房・心室が規則的に収縮と弛緩を繰り返すことで、血液を送り出すポンプの役割を休むことなく行っています。心房細動は代表的な不整脈のひとつで、日本人の1~2%にみられると推定されています。80歳代では有病率2~4%と高齢者ほど多くみられるため、高齢化が急速に進んでいる現在の日本においては心房細動の患者数はどんどん増えています。

心房細動ではペースメーカー役の洞結節の働きが乱れたり、他からの電気信号が伝わったりするため心房が毎分250~350回以上の高頻度で不規則に震えます。その刺激の一部が心室に伝わるため、実際の心拍数はゆっくり(徐脈)からはやい(頻脈)ものまで様々となります。
一般的には脈の乱れ、動悸、息切れ、めまい、胸部の違和感や胸苦しさなどの自覚症状を伴います。突然発症して倒れてしまう方がいる一方で、慢性化して慣れていたり逆に持続時間が短いと自覚症状が全くない場合もあります。診断には心電図が必須ですが、検査中に心房細動が出現しないと確定できません。

心臓

心房細動を引き起こすきっかけとしてはストレス、飲酒、喫煙、過労、睡眠不足、脱水症などがあります。

肥満、高血圧、心臓弁膜症、心筋症、心筋梗塞などがある方は、心房細動を合併しやすくなります。
不規則に震える心房内で血液がよどむと血の塊(血栓)ができやすくなります。
血栓が心房から血流に乗って飛び出し脳動脈に詰まると脳梗塞(心原性脳塞栓症しんげんせいのうそくせんしょう)を起こして、突然の麻痺や失語で発症します。腸管の動脈や手足の動脈に詰まるといった全身性塞栓症も起こります。
このため、心房細動に対しては血栓ができにくくなるお薬の内服(抗凝固療法)が最も大切です。

心房細動には発作的で7日以内に正常な脈に戻るもの(発作性心房細動)と7日を超えて持続するもの(持続性心房細動)があります。しかしいずれも血栓ができるリスクはあるため、発作性心房細動であっても年配の方、もともと高血圧や糖尿病などがある方は抗凝固療法(いわゆる“血液サラサラ”治療)を行う必要があります。


抗凝固療法としては50年以上前からワルファリンというお薬が主に使われています。適切に内服すれば優れた効果を発揮してくれますが、納豆やクロレラ、青汁などビタミンKを豊富に含む食品やサプリメントを摂ると効果が弱まるため食事制限が必要なこと、他の薬剤との相互作用が多いこと、定期的に血液検査を行って効果の指標(PT-INR)が至適な値となるよう個別に内服量を調整する必要があるなど、扱いにくい面があります。また、抗凝固薬は血液が固まりにくくなるため止血されにくいというデメリットがあり、脳出血や消化管出血、ケガや手術の際の出血リスクについても注意が必要です。

2011年以降、新しい抗凝固薬が国内で販売されるようになりました。これらの新しい抗凝固薬はワルファリンと違って食事制限や効果判定のための定期的な採血が不要であり、他の薬剤との相互作用が少ない、出血リスクが少ないなどのメリットもあるため、処方される頻度が増えています。一方で心房細動を規則正しい脈に戻すための治療も進歩しています。カテーテルを用いて心臓の壁の一部を電気で焼いたり、あるいは冷凍凝固させることによって心房細動の原因となる異常な電気信号が伝わらなくするアブレーション治療が徐々に普及しています。

どうでんクリニックでは心房細動の早期発見・治療に積極的に取り組みます。適切な薬物治療を行うことで生活の質を保ち、脳梗塞などの予防を目指します。動悸や不整脈が気になる方、心電図異常や心房細動を指摘されていても適切な検査や治療をまだ受けていない方はぜひお気軽にご相談ください。



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