当院では「もの忘れ」と「頭痛」に関する専門外来を設けています。
水曜日を除いた平日15時~16時に予約制で行っており、原則的に初診の患者さんが対象です。
上記以外の通常診療の時間帯でも対応は可能ですが特に問診や検査に時間がかかりますので、
スムーズな診療のためにぜひお電話でご予約をお願いします。
もの忘れ外来
高齢化に伴い認知症やその予備軍である軽度認知障害の方が増えています。典型的には物を置いた場所や数分前の電話の内容を忘れるといった症状で始まり、怒りっぽくなるなどの性格変化も多くみられます。やがて進行して買い物や家事をこなすことが困難となり、日常生活や社会生活に支障をきたすようになった状態が認知症です。
実際はアルツハイマー病をはじめとする様々な病気が認知症の原因となるため、とても多彩な症状がみられます。アルツハイマー病は認知症の原因として最も多くみられ、適切な治療やケアによって進行をわずかでも抑えることが期待できることから、きちんと診断することが重要です。
もの忘れ外来ではご家庭での生活状況を伺う必要があるため、必ずご家族とご一緒に来院してください。当日は問診・診察に加えて血液検査、頭部CT、心電図、簡便な認知機能検査などを必要に応じて受けていただき、後日再診していただいて結果説明となります(初診日にすべての検査が行えないこともありますし、即日診断・治療開始とはなりませんのでご了承ください)。
<ご家族の皆様へ>
もの忘れの検査のために医療機関を受診することを嫌がる方は多くいらっしゃいます。ご家族はきっとお困りでしょうが、その方にとってはしっかりとした理由や思いがあって受診を拒否されているはずです。このような場合は無理やり連れて行こうとするのではなく、健康相談のつもりで気軽に受診していただけるようにじっくりとお話していただき、ご本人に納得して受診していただけると幸いです。
頭痛外来
医療機関を受診することはなくても、実際には多くの人が慢性的な頭痛に悩まされているといわれています。例えば学校や仕事など日常生活に支障をきたす頭痛の代表格が片頭痛で、特に20〜40歳代の女性に多くみられます。その一方できちんとした診断や治療を受けている方は少なく、「ただの頭痛」で片づけられてしまったりして、つらい痛みを抱えながら生活している方がとても多いです。
慢性的にだらだらと続く頭痛や発作性に繰り返す頭痛でお悩みの方、吐き気を伴うなど日常生活に支障が出ている方、市販の頭痛薬の内服回数が増えている方、月経の時期に寝込むほどの頭痛がみられる方などはお気軽にご相談ください。重大な病気を除外するため必要に応じて画像検査等を行い、専門的な正しい診断に基づいて患者さんごとに適切な治療を行います。効果が現れるまで時間がかかることもありますが、食事・睡眠・運動など生活習慣の改善方法もご提案し、少しでも症状を和らげることを目指します。ただし、突然に起こった激しい頭痛や、これまで経験したことのない(いつもの頭痛発作と異なる)頭痛の場合は緊急性が高い場合があるので、その旨をあらかじめご連絡ください。
代表的な頭痛・要注意の頭痛について
交通アクセス
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